※2026年9月26日更新
旅に出ると、店に持ち帰れるものがあります。
新しい料理のアイデアだったり、接客の仕方だったり、食材や酒との出会いだったり。
僕の場合、その中でも特に長く続いているのが、ハワイで出会ったKō Hana Rum(コハナ・ラム)です。
初めてKō Hanaの蒸留所を訪れたのは2016年。
そこで初めて飲んで好きになり、それ以来、ハワイへ行くたびに立ち寄るようになりました。
コロナ禍を除けば、当時はハワイへ年2回ほど行っていたので、Kō Hanaは僕にとって一度行っただけの観光スポットではありません。
そして今では、現地で買ってきたKō Hanaを、東京で営むイタリア料理店でも実際に提供しています。
この記事では、なぜ僕が10年近くKō Hanaへ通い続けているのか、2026年に買ってきたラム、そしてハワイ旅行での体験が実際に自分の店へどうつながっているのかを書いてみます。
Kō Hana Rumを初めて飲んだのは2016年
Kō Hanaを初めて知ったのは、2016年にハワイを訪れたときです。
もともと日本で飲んでいて訪ねたわけではなく、蒸留所へ行ったその日に初めてKō Hanaを飲みました。
それが気に入って、以降はハワイへ行くたびに蒸留所へ立ち寄るようになりました。
長く通っている理由は、単純にラムの味が好きだからだけではありません。
現地で実際に見たサトウキビから酒をつくるまでの距離の近さに、料理人として強く惹かれました。
蒸留所のすぐ裏に広がるサトウキビ畑

Kō Hanaを訪れてまず印象に残ったのが、蒸留所のすぐ裏にサトウキビ畑が広がっていることです。
僕は普段、料理人として食材の産地や生産者を意識しています。
だからこそ、酒の原料であるサトウキビが目の前で育っていて、その土地でラムへと姿を変えていく光景はとても印象的でした。
Kō Hana公式でも、ハワイに残る在来系のサトウキビを栽培し、収穫したサトウキビのジュースを使ってラムを造る「farm-to-bottle」の考え方を紹介しています。
一般的なラムには糖蜜を原料にしたものも多いですが、Kō HanaのHawaiian Agricole Rumは、搾ったサトウキビジュースを原料にしています。
畑と蒸留所がすぐ近くにあり、土地と酒のつながりが見える。
僕がKō Hanaを好きになった理由の一つは、そこです。
サトウキビジュースとテイスティングも楽しみの一つ

僕が訪れた際には、ウェルカムでサトウキビジュースを飲ませてもらったこともあります。

そして、Kō Hanaで毎回楽しみにしているのがテイスティングです。
ただ商品を棚から買うだけではなく、実際に飲み比べながら、それぞれの違いを感じられるのが面白いところ。
2026年現在もKō Hanaではラムのテイスティングや蒸留所ツアーが行われており、公式サイトではクラシックラム、熟成ラム、カクテルなど複数のテイスティングが案内されています。
何度訪れても、現地で飲むとまた新しい発見があります。
2026年もKō Hanaへ行って4種類購入
2026年のハワイ旅行でも、もちろんKō Hanaへ行きました。
今回購入したのは、次の4種類です。
| 商品 | タイプ |
|---|---|
| KOHO | 樽熟成Hawaiian Agricole Rum |
| Lilikoi Daiquiri | リリコイを使ったボトルカクテル |
| Mai Tai | マイタイのボトルカクテル |
| Blue Hawaiian | ブルーハワイアンのボトルカクテル |
どれも自宅用ではありません。
すべて東京のイタリア料理店でお客様に提供するために買ってきました。
ハワイで自分が飲んで終わりではなく、東京の自分の店まで持ち帰って、お客様にも飲んでもらう。
僕にとっては、ここまで含めて旅の楽しみになっています。

一番反応がいいのはKOHO

今回買ってきた中でも、店で一番反応がいいのはKOHOです。
KOHOはKō Hanaの樽熟成タイプのHawaiian Agricole Rum。
Kō Hana公式では、オーク樽で休ませたラムで、カラメルやシナモン、バニラ、蜂蜜、温かみのあるスパイスを感じるスタイルとして紹介されています。
東京のイタリア料理店では、Kō Hanaのラムをロック、ストレート、ラムコークなどで提供しています。
特にKOHOは、そのまま飲んでも特徴が分かりやすく、お客様からの反応もいい一本です。
「これ、ハワイで造られているラムなんですよ」と話すと、そこからハワイ旅行や現地の話になることもあります。
料理や酒は、味だけではなく背景まで含めて楽しめるものだと改めて感じます。
地産地消という考え方に料理人として惹かれた
Kō Hanaへ何度も通っている理由の中で、料理人として特に好きなのが地元の素材を大切にする姿勢です。
目の前にサトウキビ畑があり、そのサトウキビから酒を造る。
非常にシンプルですが、こういう地産地消の形を実際に現地で見ると、飲食店をやっている自分にも響くものがあります。
僕自身も東京のイタリア料理店で、旬の食材や生産背景を意識して料理を作っています。
だからKō Hanaを訪れるたび、「何を使うか」だけではなく、「どこで誰がどう作っているか」まで伝えることの大切さを再確認します。
旅で得たものを本当に店へ持ち帰る
以前の僕は、「旅は料理人にとって刺激になる」という言い方をよくしていました。
もちろん、それ自体は間違っていません。
ただ、今改めて考えると、もっと具体的な話の方が大切だと思っています。
2016年にハワイでKō Hanaと出会った。
気に入って、ハワイへ行くたびに通うようになった。
そして今では、自分の店で実際にそのラムを提供している。
これが、僕にとっての「旅が店につながった」という一番分かりやすい例です。
ハワイ旅行は観光だけで終わらない
ハワイへ行く理由は、もちろん家族との時間を楽しむためです。
海に行き、ホテルで過ごし、美味しいものを食べる。
それだけでも十分に価値があります。
でも僕の場合、飲食店をやっているからこそ、現地の酒や食材、生産者を見る時間も大きな楽しみになっています。
そして、その中から本当に気に入ったものがあれば東京へ持ち帰り、自分の店で紹介する。
ただ「刺激を受けた」で終わらず、実際のメニューにつながったKō Hanaは、その代表的な存在です。
まとめ|2016年の出会いが今も店につながっている
僕がKō Hana Rumと出会ったのは2016年。
初めて蒸留所を訪れ、その場で初めて飲んで好きになりました。
それ以来、ハワイへ行くたびに立ち寄っています。
2026年も蒸留所を訪れ、KOHO、Lilikoi Daiquiri、Mai Tai、Blue Hawaiianを購入しました。
そして、そのすべてを東京のイタリア料理店で実際に提供しています。
特にKOHOはお客様の反応もよく、今では店の中でハワイの話をするきっかけにもなっています。
旅で見つけたものを自分の仕事に持ち帰る。
僕にとってハワイ旅行は、休む時間であると同時に、こうした新しい出会いを持ち帰る時間でもあります。
2016年に現地で飲んだ一杯が、10年近く経った今も東京の店につながっている。
それが、僕が旅を続ける理由の一つです。

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