福岡で「料理が本当に美味しい居酒屋に行きたい」と探しているなら、候補に入れたいのが百式です。
僕は東京でレストランを経営している料理人ですが、博多を男3人で旅行した際に百式へ行ってきました。
当初は夜に水炊きを予約していたので、百式では1〜2品だけ食べて軽く飲む予定でした。
ところが料理が想像以上に良く、最終的には3人で14品注文することに。
この記事では、実際に食べた14品を写真付きで紹介しながら、現役シェフ目線で「特に美味しかった料理」「百式が人気なのも納得できた理由」をまとめます。
百式とは?福岡・今泉にある人気居酒屋
百式は、福岡市中央区今泉にある居酒屋です。
魚介を中心に、刺身、揚げ物、炭火料理、季節の食材を使った一品料理など幅広く楽しめます。
2026年9月時点では13時から22時頃まで営業しており、昼から飲めるのも特徴です。
| 店名 | 百式 |
|---|---|
| 住所 | 福岡県福岡市中央区今泉1-4-25 サミット天神南1 1F-B |
| 最寄り | 薬院駅から徒歩圏内 |
| 営業時間 | 13:00〜22:00頃 |
| 予約 | 予約可 |
| 定休日 | 不定休 |
営業時間や予約条件は変更される可能性があるので、訪問前に最新情報を確認してください。
結論|百式で特に印象に残った3品
14品食べた中でも、個人的に特に印象に残ったのはこの3品です。
- 本気のアジフライ
- 甘鯛の鱗焼き 酒盗バターソース
- のどぐろの昆布締めとアオリイカ
百式の良さは、単純に高級食材を使っていることではありません。
火入れ、食感、酸味、脂、発酵の風味などを組み合わせて、居酒屋料理として「もう一品食べたい」と思わせる組み立てが上手いと感じました。
まずは百式の檸檬サワーでスタート
訪問した日はかなり暑く、最初は角ハイボール、その後に自家製の百式檸檬サワーを注文しました。
檸檬の酸味がしっかりありつつ飲みやすく、魚介や揚げ物と合わせやすい味。結果的に何杯もおかわりしました。

百式で実際に食べた14品
ここからは、実際に僕たちが食べた料理を順番に紹介します。
※料理内容・価格は訪問時のものです。季節や仕入れによって変更される可能性があります。
1.お通し チーズそぼろ
鶏そぼろにクリームチーズとわさびを合わせたお通し。
甘辛いそぼろにチーズのコク、わさびの辛味が入ることで、お通しの段階から酒が進む組み立てになっています。

2.刺し盛り4種
この日は、胡麻鯖、真鯛の昆布締め、生マグロ、カンパチの4種類でした。
魚をただ刺身で並べるのではなく、昆布締めや卵黄醤油など、それぞれに食べ方が変えてあるのが印象的でした。

3.のどぐろの昆布締めとアオリイカ
のどぐろの脂と、アオリイカのねっとりした甘みを合わせた一皿。
昆布締めで旨味を重ねているので、小さな一皿でも満足感がありました。

4.桃とシャインマスカットのピクルス
桃とシャインマスカットを使ったピクルス。
甘みだけでなく酸味が入るので、刺身や揚げ物の間に食べると口の中がリセットされます。

5.自家製胡麻豆腐と雲丹
胡麻豆腐の濃厚さに雲丹の風味を重ねた一皿。
派手さよりも、滑らかな食感とコクを楽しむ料理という印象でした。
6.牡蠣の藁炙り
牡蠣に藁の香りをまとわせた料理。
牡蠣そのものの濃厚さに香ばしさが加わり、シンプルですが酒との相性がかなり良かったです。

7.本気のアジフライ
僕が特におすすめしたいのがアジフライです。
衣はサクッとしている一方、身はふっくらしていて、火を入れすぎていないのが分かります。
料理人目線でも、揚げ物は数十秒の違いで食感が変わります。百式のアジフライは、衣と魚の食感の差がきれいに出ていました。

8.百式の自家製明太子
福岡らしい明太子も注文しました。
粒感があり、辛さだけでなく旨味もしっかり感じられるタイプ。少量ずつつまみながら飲むのに向いています。

9.ホタテの手巻き
甘みのあるホタテと海苔を合わせた手巻き。
一口で食べられるサイズですが、海苔の香ばしさが加わることで満足感があります。

10.百式のつくね
香ばしく焼かれたつくね。
魚介中心に食べてきた中で肉料理を挟むと、味の流れが変わってまた食欲が戻ってきます。
11.まじゃくの唐揚げ
「まじゃく」は有明海などで食べられているアナジャコ。
丸ごと揚げることで甲殻類らしい香ばしさと旨味が強くなり、旅先らしさも感じられる一品でした。

12.鮎の春巻き
春巻きのパリッとした食感の中に、鮎の独特の香りとほろ苦さを入れた料理。
季節感のある食材を、食べやすい形に落とし込んでいるのが面白かったです。
13.手羽中の一夜干し唐揚げ
手羽中を一夜干ししてから揚げた一品。
水分が少し抜けることで味が凝縮し、一般的な手羽唐揚げとはまた違う旨味があります。

14.甘鯛の鱗焼き 酒盗バターソース
この日の中で、料理人として一番印象に残ったのが甘鯛です。
鱗はパリパリに立ち、身はふっくら。
そこに酒盗を使ったバターソースを合わせることで、魚の淡白さに発酵の旨味と脂のコクを足しています。
鱗の食感、身の柔らかさ、ソースの濃厚さが一皿の中で分かれていて、最後まで飽きずに食べられました。

現役シェフ目線で感じた百式の良さ
14品食べて感じたのは、百式は「魚が新鮮」というだけの店ではないということです。
火入れが料理ごとに違う
アジフライ、甘鯛、牡蠣、つくねなど、それぞれ素材に合わせて加熱方法を変えています。
特に魚料理は火を通しすぎると一気にパサつくので、中心の食感を残しながら外側に香ばしさを作る技術が重要です。
酸味を挟むことで食べ続けられる
桃とシャインマスカットのピクルスのような酸味のある料理を途中に入れることで、揚げ物や脂のある魚を食べた後でも重たく感じにくくなります。
福岡らしい食材も楽しめる
胡麻鯖、明太子、まじゃくなど、旅行者として「福岡に来た」と感じられる食材が入っているのも良かったです。
百式は予約した方がいい?
百式は予約可能です。
僕たちのように旅行日程の中で確実に行きたい場合は、事前に予約しておく方が安心です。
特に週末や旅行シーズンは混雑する可能性があるため、当日飛び込みだけを前提にしない方がいいと思います。
百式はこんな人におすすめ
- 福岡で料理重視の居酒屋を探している人
- 刺身だけでなく調理した魚料理も食べたい人
- 昼から飲める店を探している人
- 観光客向けすぎない福岡グルメを楽しみたい人
- 料理好き・飲食関係者
反対に、「とにかく安く大量に飲み食いしたい」という目的なら、別の店の方が合うと思います。
まとめ|百式は14品食べてもまだ注文したくなった居酒屋
軽く飲むつもりで入った百式でしたが、結果として男3人で14品食べました。
それでも「食べすぎた」より、「次は別の季節にも来てみたい」と感じたのが、この店の印象を一番よく表していると思います。
特に本気のアジフライと甘鯛の鱗焼きは、料理人としても印象に残りました。
福岡で料理をしっかり楽しめる居酒屋を探しているなら、候補に入れていい店です。
最終更新:2026年9月13日

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