最終更新:2026年9月16日
ANAマイルを貯めている人なら、一度はチェックしたことがあるのが「今週のトクたびマイル」だと思います。
通常より少ないマイルで国内線特典航空券を取れるため、僕も以前はかなり使っていました。
特に旧制度の頃は、月に1回くらいのペースで対象路線を眺めて、行きたい場所を決めて1泊の弾丸国内旅行へ行くという使い方をしていました。
「目的地を先に決める」のではなく、その週に出てきたお得な路線から行き先を選ぶ。
これがトクたびマイルの面白さです。
ただし、2026年は国内線特典航空券の制度変更に合わせて、トクたびマイルのスケジュールや条件も変わっています。
この記事では、
- 2026年9月現在の今週のトクたびマイルの仕組み
- 以前との違い
- 僕が旧制度で実際に使っていたスタイル
- 今の制度で注意したいポイント
- どんな人に向いているか
を整理します。
なお、僕自身が実際に月1回ほど利用していたのは旧制度の時期です。
2026年の新制度を頻繁に利用した実体験として書いているわけではないので、その点は分けて紹介します。
ANA「今週のトクたびマイル」とは?
「今週のトクたびマイル」は、ANA国内線の対象路線を通常より少ないマイルで予約できるサービスです。
対象路線は毎週変わります。
通常の特典航空券のように何か月も前から旅行計画を立てるというより、
「今週はこの路線が少ないマイルで取れるなら、ちょっと行ってみよう」
という使い方に向いています。
僕もまさにこの使い方をしていました。
2026年9月現在のスケジュール
2026年7月7日の路線告知分から、今週のトクたびマイルの利用スケジュールと条件が一部変更されています。
現在の基本スケジュールは次の通りです。
| 項目 | 2026年9月現在 |
|---|---|
| 対象路線発表 | 毎週火曜日12:00ごろ |
| 予約発券期間 | 毎週水曜日〜翌週火曜日 |
| 対象搭乗期間 | 翌週水曜日〜翌々週火曜日 |
| 予約方法 | ANAウェブサイト・ANAアプリ等 |
つまり火曜日に路線を確認して、翌日の水曜日から予約できます。
その翌週の水曜日から搭乗対象になるため、以前よりも「発表を見てすぐ週末に飛ぶ」という感覚とは少し違う部分があります。
平日と週末では必要マイルが変わる場合がある
2026年9月現在のトクたびマイルでは、搭乗日によって必要マイル数が異なるケースがあります。
ANA公式では、2026年9月の設定例として次のような必要マイル数が案内されています。
| 搭乗タイミング | 必要マイル数の例 |
|---|---|
| 水曜〜金曜 | 3,500 / 5,500 / 6,500 / 7,500マイルなど |
| 土曜〜火曜 | 6,000 / 7,500 / 9,000 / 10,000マイルなど |
対象週によって設定は変わります。
そのため「トクたびマイルなら必ず片道3,500マイル」と考えるのではなく、対象路線と搭乗日の両方を確認する必要があります。
僕は旧制度で月1回ほど1泊弾丸旅行に使っていた
僕がトクたびマイルをよく使っていた頃は、月に1回くらいANAの対象路線をチェックしていました。
先に「○○へ行こう」と決めるのではありません。
まずトクたびマイルの対象路線を見る。
その中から、
- 行ったことがない場所
- 久しぶりに行きたい場所
- 美味しいものを食べられそうな場所
- 1泊で楽しめそうな場所
を選ぶ。
そして空席が取れれば、そのまま1泊の弾丸旅行を組んでいました。
オーナーシェフという仕事柄、何日も休みを取るのは簡単ではありません。
だからこそ、1泊でさっと国内へ出かけられるトクたびマイルは、自分の生活スタイルとかなり相性が良かったです。
トクたびマイルの面白さは「行き先をおまかせする」こと
普通の旅行は、
「北海道に行きたい」
「福岡へ行きたい」
というところから始まります。
でもトクたびマイルは逆です。
対象路線を見てから行き先を決める。
これがかなり面白い。
自分では候補に入れていなかった地方が少ないマイルで出ていると、
「じゃあ今度の休みはここへ行ってみようか」
となります。
僕にとってトクたびマイルは、単なる「安い特典航空券」ではなく、次の旅行先を決めるきっかけとして使っていました。
2026年現在の利用条件で注意したいこと
現行制度では、通常の国内線特典航空券とは異なる条件があります。
特に次の点は予約前に確認した方がいいです。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| 対象路線 | 毎週指定された路線のみ |
| 対象便 | 対象路線の直行便のみ |
| 乗継旅程 | 利用不可 |
| 通常特典との混在 | 同一旅程で組み合わせ不可 |
| 空席 | 特典航空券用座席には限りあり |
| 変更 | 対象発券期間・搭乗期間内など条件あり |
| 払い戻し | 未使用の場合に限り所定の取消手数料あり |
直行便だけが対象
2026年9月現在、今週のトクたびマイルで利用できるのは対象路線の直行便です。
乗り継ぎを含む旅程では使えません。
地方空港同士を乗り継いで旅行したい場合などは、通常の国内線特典航空券と比較した方がいいでしょう。
通常国内特典とトクたびマイルは混ぜられない
現行制度では、同じ旅程の中で、
- 通常国内特典
- 今週のトクたびマイル
を組み合わせて発券することはできません。
全旅程が対象路線で、対象搭乗期間内に完了する必要があります。
ここは、複数区間を組み合わせて旅行する人ほど注意が必要です。
すでに取った通常特典をトクたびマイルへ変更はできない
「通常マイル数で予約しておいて、あとから対象路線になったらトクたびへ変更しよう」
という使い方もできません。
ANA公式では、すでに通常の必要マイル数で予約・発券した特典航空券を、あとから今週のトクたびマイルへ変更することはできないと案内しています。
トクたびマイルを使うなら、対象路線発表後に新しく予約する必要があります。
払い戻しには手数料がかかる
トクたびマイルで発券した特典航空券を取り消す場合、全区間未使用であれば払い戻し可能です。
ただし、所定の取消手数料がかかります。
2026年9月現在は、1名につき3,000マイルまたは3,000円です。
少ないマイルで取った航空券ほど、取消手数料の負担感は大きくなります。
「とりあえず押さえておく」より、実際に行けるか確認してから予約した方がいいでしょう。
対象外期間もある
今週のトクたびマイルは一年中必ず設定されるわけではありません。
ANA公式では対象外搭乗期間も設定されています。
また、期間中に追加や変更が行われる場合もあります。
連休や繁忙期の旅行で使う場合は、対象外期間に入っていないか事前確認が必要です。
1泊弾丸旅行との相性は今でもいい
制度は変わりましたが、トクたびマイルの本質的な魅力は変わっていないと思います。
それは、普段なら行かない場所へ気軽に飛べることです。
僕のように、
- 長期休暇を取りにくい
- 1泊だけなら休める
- 国内旅行が好き
- 現地グルメを楽しみたい
- 旅先を柔軟に決められる
という人にはかなり相性がいいです。
むしろ「絶対にこの場所へ行きたい」という人より、「どこかへ行きたい」という人向けのサービスです。
トクたびマイルが向いている人
| 向いている人 | 理由 |
|---|---|
| 旅行先を柔軟に決められる | 毎週対象路線が変わるため |
| 1泊・2泊の国内旅行が好き | 短期間の旅行を組みやすい |
| 平日に休める | 必要マイルが低くなる設定がある |
| ANAマイルが余っている | 少ないマイルで使える機会がある |
| 行ったことのない地方へ行きたい | 対象路線から旅行先を選べる |
逆に向いていない人
一方で、次のような旅行スタイルでは使いにくいことがあります。
- 何か月も前から予定を確定させたい
- 旅行先が完全に決まっている
- 複数都市を乗り継いで回りたい
- キャンセルする可能性が高い
- 家族全員分の空席を必ず確保したい
特に家族旅行では、必要な席数が増えるほど特典航空券の空席確保が難しくなる場合があります。
僕が以前よく使っていたような、身軽な1泊弾丸旅行の方がトクたびマイルの良さを活かしやすいです。
僕なら今も「行き先を探すページ」として見る
今週のトクたびマイルを見るとき、僕なら必要マイル数だけを見ません。
まず対象路線をざっと眺めます。
そして、
「ここ行ったことないな」
「ここなら美味しいもの食べられそうだな」
という場所を探します。
マイルのお得さはもちろん大事ですが、それ以上に旅のきっかけを作ってくれるサービスとして見ると面白いです。
旧制度の頃、僕が月1回くらい使っていた理由もそこにありました。
まとめ|トクたびマイルは「目的地を決めずに旅したい人」に面白い
2026年の今週のトクたびマイルは、以前と比べてスケジュールや利用条件が変わっています。
現在は、
- 毎週火曜日12時ごろに対象路線発表
- 水曜日から翌週火曜日まで予約発券
- 翌週水曜日から翌々週火曜日まで搭乗
- 対象路線の直行便のみ
- 通常国内特典との組み合わせ不可
- 変更・払い戻しには独自条件あり
というルールです。
僕自身は旧制度の時期、月1回ほど対象路線から行きたい場所を選び、1泊の弾丸国内旅行を楽しんでいました。
その経験から感じるのは、トクたびマイルの一番の魅力は「安く飛べること」だけではないということです。
自分では選ばなかった旅先に出会えること。
これが、このサービスの面白さだと思っています。
ANAマイルが貯まっていて、次の休みにどこかへ行きたい。
でも行き先はまだ決めていない。
そんなときは、今週のトクたびマイルの対象路線を眺めてみると、思いがけない次の旅行先が見つかるかもしれません。

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